ポバイ刑事とダサホラー、SF2本

フレンチ・コネクション2／ジョン・フランケンハイマー監督

ウイリアム・フリードキン監督の前作も良かったけど、フランケンハイマー監督よる本作は更にGood。最後の最後まで、ハラハラドキドキ。シャルニエよまたも逃げおおせるのか、と最後まで引っ張っていき、前作同様に銃声で締める演出、もう堪りません。この監督が撮った映画はどれも面白い。「ブラック・サンデー」とかのDVDはどうなってるのか？

「ゴースト・ハンターズ」／ジョン・カーペンター監督

大好きなジョン・カーペンター監督の凡作。当時流行の香港資本で撮った映画だったと記憶する。この頃のカート・ラッセルはB級映画専門、スターになってからはカーペンター監督の映画に出なくなりました。いやいや、「エスケープ・フロム・LA」があったか。

「地球の静止する日」／ロバート・ワイズ監督

SF映画のクラッシックとして有名ですが、実は見たことありません。
この監督はとにかく色んなもん撮りますね。SFも結構あつかってます。映画版「スター・トレック」とか至高の名作「アンドロメダ」とか。
有名どころとしては、「砲艦サンパブロ」や「ウエスト・サイド物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」ですね。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1937
このへん参照してもらうと、如何に様々なジャンルに取り組んでいるか理解してもらえます。その多芸ぶりには脱帽、良い映画が多いのも特徴といえる。

「地球の危機」／アーウィン・アレン監督

原子力潜水艦シービュー号の原点です。昔は特撮といえば、この監督だったよう。パニック映画が流行った頃が全盛ですか、それでも「タワーリング・イン・フェルノ」で終わってましたけど。
それ以前のオチャラケスパイ映画、何たら部隊のマット・ヘルムシリーズなんかもこの人が絡んでいたはず。
以前、創元推理文庫で「原子力潜水艦シービュー号」ってのが出てました。
きっとこの映画のノベラリゼーションだったのね。著者は近頃見直されているのか、旧作の訳出が続くシオドア・スタージョン。売れないSF作家の内職だったかな。