BlueNote1538と4059

ヤナ事ばっかり←今日。自棄買いというわけでもないが、先日に引き続き2枚ほど。
リー・モーガン・インディード!

Lee Morgan Indeed!」

リー・モーガンの初レコーディング作、当時若干18歳だったと。
後年、4000番代に移行後、アート・ブレイキー傘下での演奏が何ともカッコいいんですが、個人的には1500番代の作品群により惹かれます。メッセンジャーズの黄金期を招来した立役者、ベニー・ゴルソンが2曲を提供、この人はホント良い曲を書きます。
また、クラレンス・シャープなんて人の参加も珍しいところ。
アンダーカレント

「Undercurrent/Kenny Drew

リバーサイドの「Kenny Drew Trio」はビアノ・トリオとして、最愛聴盤の一枚。この盤ではそんな雰囲気からガラッと変わって、バリバリ、ドロドロ、真黒なハード・バップに終始するという内容。ケニー・ドリューらしくないといえばらしくない。というよりも、そんな側面を見せてくれたことを素直に楽しみたい。フレディ・ハバート、ハンク・モブレーといった面々の参加も嬉しい。こんなケニー・ドリューも素敵やわ。
お姉ちゃん受けするイラストのジャケットとスタンダード演奏に明け暮れた晩年の日本制作盤は悪い冗談だったのだろう。