at the Cafe Bohemiaを2枚

Gorge Wallington Quintet at the Bohemia

ジョージ・ウォーリントン・ライヴ・アット・カフェ・ボヘミア
ジョージ・ウォーリントンのカフェ・ボヘミアでのライブ、1955年の9月の収録。私の超愛聴盤であります。マクリーンもドナルド・バードも元気いっぱい、プレ・ハード・バップって感じでしょうか、いたってご機嫌な内容でありんす。冒頭のJonny One Noteなんてもうたまりませぬ。おもわず「ジャッキー」と叫んでしまったりして。原曲はロジャース&ハートの歌曲、いづれの御方もアップテンポで唄ってますな。
これはプログレッシブ盤のジャケットでござるな。現在持ってるCD、レコードともジョージ・ウォーリントンがブルーのモノトーンで写るジャケットのやつ。そういえば、昔テイチクででてた別テイクのは、同じ絵柄の赤のモノトーンだったね。

'Round About Midnight at the Cafe Bohemia/Kenny Dorham BlueNote1524

カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム
意識して買ったわけではなく、気がつけば同じ場所でのライブ録音盤だった。1955年というのも同じ、こちらは5月に収録。この時期、同スポットは全盛期であったということかな。
チュニジアの夜」、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」など著名な曲が多く、先の盤よりはよほど人気盤やね。聞き飽きた感はあるもケニー・ドーハムがソロで奏でる「ニューヨークの秋」は限りなく美し。個人的にはこれまた冒頭の「モナコ」がお気に入り。同曲は、すでにハード・バップの域にあったね。
録音の少ないJ.R.モンテローズが参加しているのが貴重だ。ケニー・バレルもいい感じ。また、この時期にボビー・ティモンズというのも珍しい。