ディックに関する2つの事柄

昨日の通勤途上、阪神バスに欧米系の外人さんが乗り合わせていることさえ珍しいのに、加えてディックのペーパーバックを読んでたりするから、思わず目を見張ることに。結構、必死こいてペーパーバックに目を走らせとりましたもんねえ。タイトルがスキャナーなんたらだったから、「暗闇のスキャナー」かな?
本日、先週末にツタヤの半額クーポンを利用して借りたスピルバーグの「マイノリティ・リポート」を見る。これ見るのは初めて、案の定つまらなかった。
最後に、フィリップ・K・ディックの本を読んだのは、「流れよ我が涙、と警官は言った」だったかと。サンリオ文庫なので、これはもう大昔のこと。SFというよりは、不条理小説的な雰囲気が濃厚で、至極読みにくかったけど(翻訳のせい?)、中身は面白かったと記憶する。サンリオ文庫って、SFといっても固い目のものが多く、中でもアーシェラ・K・ル・グインとケイト・ウィルヘルムが印象に残る。