延命措置

巷では、富山県はかの病院での延命措置を巡り何かと騒がしい。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news001.htm
昨年の晩秋の頃を思い出す。
「この措置を施すと、もう止めることはできません。」
その時、施される処置が延命のためであったと直ぐに気づくことなく、まだはっきりと意識はあるのだから当然と、お願いしたまで。その後、死期が近づき苦しむ家人の様子を見るにつけ、早く終わらせてあげたいと思う気持ちを家族は共有していたけれど、こればかりは医療に頼るわけにもいかず、ただ見守るしかなし。実際、そういうもんだと思っていた。もう終わらせてと懇願される看護師さんらの心証はいかなるものだったか。
ここ数日、様々に考えさせられた次第。