バド・パウエルの芸術

バド・パウエルの芸術
ブルーノートに続く東芝EMIの廉価シリーズは、キャピトルやらその傘下のUA、パシフィックレーベル等からの寄せ集め的様相。今日のところはパウエルとレイ・ブライアントの2枚を。
http://www.toshiba-emi.co.jp/jazz/jazz1500/release/index_j.htm
ジャズにおけるピアノ・トリオスタイルを確立したいわれるこの傑作、西宮のフランシスを自称する私めにとって、このディスクの購入は何度目にあたるのだろう。
コロンビアが発売していた時期のレコードとCD
ジャケットの裏面にバーコードが印刷された輸入盤レコード
国内販売が東芝に移ってからのCD、20ビットのだったか
中古屋さんで見つけた時、思わず唸ってしまった60年代に12インチ化された際のオリジナルLP*1、ジャケットはこれとは違い写真なんですが
録音があまりにも古いため24ビット化の恩恵なんて知れたもの。若きパウエルが奏でる音にこそ、比類なき美しさを体感し、感涙させられたしまうのだよ。
なにせ私なんか、冒頭のI'll Remember April のアドリブ部分で早々にいかされてしまうのだから。

*1:次に中古屋さんを訪れた時、モノラル針を使用していないことが発覚、怒られましたね。慌てて日本橋にShareのモノラル針を買いに行ったとさ。そんなこと知らんかったもんなあ。以来、オリジナル、復刻を問わず、モノラル盤ではモノラル針を使うようになりました。