早春の椿事

先月のおつとめは何気にゆっくりなペース。2月に入りそろそろ動き出してきたかなとの感触があり、スケジュールは徐々に埋まっていきます。まあ取り立てて変化のない日々を過ごしているわけですが、本日みまった一撃には心底驚かされました。
帰途、西ノ宮駅から徒歩で家路をたどる道行きも終盤にさしかかったところ、突然左後方よりの衝撃がお尻にボン!
夜道ではありますが幹線沿いを歩いていますので光量は十分、本日はiPodを持ってくるのを忘れていたため耳は塞がっていませんし音がすれば気づいたはず。前兆と言おうか何かが迫り来る気配は全く感じられず驚きもひとしお。幸いなことに外傷を負ったような形跡はなく一安心しつつも、その衝撃で心拍数は幾分か上昇したもよう。
振り返ってみると、自転車に乗った若い兄ちゃんが倒れかけた体勢を立て直そうする姿が目に入る。咄嗟のことだったので、さすがに温厚な私も相手と顔をあわせるなり「前見ときや」と怒鳴ってしまうことに。
きまり悪そうに「すみません」と言って走り去るのを眺めつつ、しばし呆然。
実害もなく、瑣末な事象とすませればよろしいのでしょうが、瞬時の衝撃は大きく、このややこしい心象はしばらくの間託つこととなりそう。世の中何があるかわからんもんです。くわばらくわばら。