石の宝殿

生石神社界隈

久方ぶりに播磨の風に吹かれてみようと思い立ち、昼過ぎより幾度か足を運んでいる高砂市の生石(おうしこ)神社に向かう。
もともと興味を持つきっかけとなったのはこの本の一章から。
播磨史の謎に迫る
思い起こせば大昔に豊田有常さんのヤマトタケルものでもこの地を舞台にした一編があったなあと。松本清張さんの「火の路」とかもある。
詳しくはここいらの記述を参照くだされ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E3%81%AE%E5%AE%9D%E6%AE%BF

石層の丘陵を切り出して制作されたと思われる奇石は四囲を石壁に囲まれ、写真に撮ろうとしても距離をおくことができず、全体像がカメラのフレームにおさまらない。記録できるのはその不可思議な印象の断片のみ。
往路はJR宝殿駅から、復路は山陽電車伊保駅より摂津への道のりを辿ったのだった。