新開地界隈

久方ぶりに映画を見ようと神戸は新開地に赴くも小振りの劇場は満杯、席がありません、と。
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/dragonfly/
こちらは今や稀少となった所謂名画座ですが、前回訪れたのは黒沢の「羅生門」と溝口健二の「雨月物語」という豪華二本立てがかかっていた折。あれからどれだけ経ったことか、残念。
仕方なく、古書店と中古屋巡りに切り替え、新開地の商店街から神戸駅界隈を経て、元町あたりまでぶらぶら。
しばらく足を向けることがなかったハーバーランドはえらく様変わりしている。映画を見る代わりといっては何だが、ソフマップでDVDを購入。
廉価版になるのを待っていたジョン・フランケンハイマー監督の「ブラック・サンデー」。

これ、原作は誰あろう「羊たちの沈黙」のトマス･ハリスで、もう面白いの何のって。数年を経て二作目としてお目見えしたのが「レッド･ドラゴン」だったわけ。もちろん面白かったのだけれどスパイスリラーというか国際謀略ものを期待していた分肩すかしをくらったと記憶している。最新作は未読なれど、前作がねえ・・・終わったかなと、なので期待はしていません。
ついでに名匠フレッド・ジンネマン監督の「日曜日には鼠を殺せ」も。

古書店には収穫なし。元町の中古屋でJazzCDを二枚購入。