DVD着、今回の2本は良いぞ。

冒険者たち [DVD]
冒険者たち」 ロベール・アンリコ監督の名編、夢やぶれた3人の再起をかけた冒険行。アラン・ドロンとリノ・ヴァンチェラの共演もさることながら、レティシアを演じるジョアンナ・シムカスが特に良かった。そのレティシアを水葬する時に流れるメロディ、レティシアのテーマがこれまた良かったりして。映画では流れていなかったけど、昔アラン・ドロンが歌詞をつけて歌っているものも聴いたことがあります。
脚本を担当するジョゼ・ジョバンニが書いた小説「生き残った者の掟」では、同じ主人公マニュとローランが登場しますが、映画とはまったく別物ととらえるべき。へたに読んでしまうと映画の感動が薄れてしまいますからね。
薔薇の名前」 変態監督(?)ジャン=ジャック・アノーの言わずもがなの名作。後に原作を読んだりしたのだが、結構しんどかった。ワーナーのDVDはいずれ1,500円で再発されるはずなので、それを待って購入することを常としているのだが、この映画はその対象外、即購入してしまった。