灼熱の狂宴/アース・ウインド&ファイアー

灼熱の狂宴
当時の2枚組(2枚目のB面のみスタジオ録音)ライブ盤を初めて聴いたときはホント驚愕した。当時のロックを聴きつけた感性には全ての音が新鮮なものとして耳に届き、音の厚み、質、量とも正に饗宴とするに相応しく、圧倒的な体験であった。
「太陽神」の発売を待って、大和の国で本格的にブレイクする以前のことだったと記憶する。
ただ、これ以降のものにはそれほど入れ込めず、逆に時代を遡ったアルバムをこそ良しとしてきたのではある。
そういえば、E,W&Fを紹介してくれた友人は、ハービー・ハンコックの「ニューポートの夜」2枚目のB面、ヘッド・ハンターズの演奏がイカしていることをも教えてくれたのだった。今更ながら、彼はファンクものに関して、エエ耳してたな、と思う。