2005-06-10 雨の午後の降霊会/マーク・マクシェーン Book 全く知らない作家なのだけれど、創元推理文庫ならたまにアタリもあろう、そしてなにより、主人公が霊媒師であることに惹かれたのだった。 犯罪の経過自体に目を見張らせるものがないものの、けっこう読ませるから不思議だ。 ページを繰るごと、霊媒師とその夫の計画は破綻してゆき、その愚かな行状に苦笑しつつラストに至る、・・・・・・・なるほど、そういうオチですか。 面白し。