サハラ -死の砂漠を脱出せよ

なんやかやあって映画館に足を運べなかったこともあり、DVD化を待っとりました。買うたわけではありません、レンタルにての鑑賞なのだが。
ダーク・ピット役のマシュー・マコノヒーって、これまで肉体派の印象はなかったけれど、アル・ジョルディーノ、ルディ・ガンも含めて、それなりにエエ感じではなかろうかと。
今風な世界観に程よく収めてある分、映画としてはやや小ぶりな造りで、話の壮大さ・ハッタリ度は原作に及ぶべくも無い。まあ、人気シリーズの映画化ならこんなもんだろう。むしろ、ダーク・ピット、アル・ジョルディーノが終始、軽いノリなのが微笑ましい。
砂の中から鉄甲艦が現れてってあたりで、先が読めるてしまうのはご愛嬌。100年以上埋もれていた鉄甲艦の○砲で何するなんてのは如何にもB級アクション映画的展開なれど、そんな有様にひたすら映画としての醍醐味を見出してたりして、良いですね。永遠に、そうジェームズ・ボンドばりに継続してもらいたいもんです。
インディ・ジョーンズのようなダーク・ピットのテーマ曲らしきものは奏でられず、劇中、レーナード・スキナードの「スイート・ホーム・アラバマ」やFacesの「ステイ・ウイズ・ミー」がかかったり、あの選曲のセンスはいったい何？