日本沈没−旧作と新作

先日、新作の方を鑑賞したところ。原作の内容をそのまま現在に置き換えているのだろうくらいに考えとったんですが、これが大違い。日本が沈むよ、とのモチーフ部分のみいただいた全くの別物。幾分期待していたものの、個人的には肩すかしとなった。異なる結末なのは買うけれど、それらしいCG映像も新鮮味がなく、映画としてはやたらちゃっちくて、なんだかなあ。
一昨日の深夜放送で旧作が放映されてましたので、DVDレコーダでこれを録画。何十年ぶりのことか、そういえば、当時、尼崎東宝に見に行ったなあ、などど回想しつつ、3時間程あるのを、昨日、今日と2日間で再見してみる。
必然、新作の内容と比較するような視点で眺めやるわけですが、こちらはいかにも原作に忠実。今となっては往年と冠するのが相応しい俳優陣の演技も重厚で、CGなんて言葉もない時代の特撮映像を交え、今見直しても十分鑑賞に値する内容です。いやあようできとります。