カーネギー・ホール・コンサート/キース・ジャレット

カーネギー・ホール・コンサート
キースの場合、特にソロピアノとなれば、個人的にはいついかなる時でもとはならず、聴くための準備が必要だ。それなりに時間と精神的な余裕がなければ、その美しい旋律も到底受け入れられず(近年のものは特にその傾向が強いように思う)、常日頃から聴き倒すというわけにはいかない。
ここ数年、キース・ジャレットのソロピアノものは買い逃しているから久しぶりになる。決して好きじゃないわけでなく、それだけ忙しない日々に明け暮れたということ。今日が休日で良かった。
内容は悪いはずもなく、円熟の境地と申しましょうか、素直に感動してしまいます。「My Song」のソロなんて、ファンとしてやはり嬉しい。