ダブル・ドウズ・オブ・ソウル/ジェームス・クレイ

ダブル・ドウズ・オブ・ソウル+2(紙ジャケット仕様)
ホンカー調のものはちょい苦手なるも、先日購入し久方ぶりに耳にしたデヴィッド・ニューマンとのテナー・バトルがですね、今聞くと実に爽快で格好良く、この盤に対する印象が大きく変わってきました。以前のあたしは何を聞いていたんだ、と反省することしきり。ここは謙虚に脱帽するとして、JazzWestのローレンス・マラブルは「テナー・マン」なども取り出して再聴してみたり。
もとよりリーダー作の少ないジェームス・クレイですが、こんなのもでてました。ジーン・ハリスやヴィクター・フェルドマン等、サイドメンもさることながら、フルートを奏でる曲の異色さが、テキサス出身のホンカーらしくない一面を伺わせます。