THIS IS PAT MORANじゃなくてComplete Trio Sessions


堪え忍ぶというか待ち望むこと幾星霜、ついにFresh SoundがやってくれましたよぉAudioFidelityのPat Moran Trio。歌伴を務めた「Bevery Kelly Sings」とのカップリングとはいやまあ豪勢な内容ではある。Catfishさんからのメールで再発されることを知り即オーダー、本日届きました。感涙涙。
以前はCDも発売されていたなあ、レコードがあれば良しとしていたのだけれど、後年悔やむこと悔やむこと。あげくはMacにレコードプレイヤーを接続して、CD作成して聴いとったもんね。
いかしたジャケットの絵柄はそのままに、文字の配置が微妙に異なります。復刻とはいえ、正式には「Complete Trio Sessions」と銘打っている通りオリジナルな内容とは別物、ピアノのソロ演奏がカットされていますね。まあ、申し訳程度に最後に2曲を付け加えていますが。
エヴァンス・トリオ以前のスコット・ラファロのベースが堪能できるのも本盤の取り得なのでしょう、インタープレイ未満なれど骨太の音でビアノに絡んできます。個人的にはラファロのベースに入れ込んでいるわけでもありませんので、そんな瑣末なことはうっちゃって本来のトリオ演奏を楽しむのだ。