長いお別れ

ロング・グッドバイ
そんなのが出ると、風の便りには聞いておりました。本日、書店で目にした途端、手に取りパラパラ、即レジに向かいましたわ。フィッツジェラルドではなく、レイモンド・チャンドラー作品の村上春樹翻訳版。村上氏が翻訳したからといって、ストーリーが変わるものでもなかろうが、再読を促す契機としてのインパクトは大きい。
何故か違和感を抱いてしまうのはタイトルが原題そのまま(Theが抜けていますが)「ロング・グッドバイ」であるから。私らが長く慣れ親しんだタイトルは「長いお別れ」でした。そういえば、ロバート・アルトマン監督が同小説を現代に置き換えて映画化した際の邦題名に「ロング・グッドバイ」を持ってきていましたなあ。
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エリオット・グールドのマーロウにはひっくり返りましたが、時代を後年に置き換えていましたので、そんなのもあり。
本書を読み上げた後、再見するとしよう。