水戸〜相模原ー関東方面出張7

水戸駅前

14、15日と茨城県水戸市にて2泊しまして、16日は神奈川県相模原市に立ち寄り定期作業をば少々。仕事ですので、たいていは最寄りの駅と訪問先と宿の間を行き来するのみ、観光地を巡るわけではありませんし、何処へ行こうと特別な感慨を抱きようもなく、この度もさして変わり映えしません。
今回、移動の車中に流行の「ハゲタカ」なんてのを読んでましたから、水戸の界隈にはそんなよさげな場所もあるんやねえ、などと想像を膨らませたりするも、やはり駅近辺、市街地の印象はどってことなし。
水戸駅着後、勝手がわからないもんですからタクシーを利用して県庁近辺の某所まで移動。運転手さんの解説が面白かった。
「あれが県庁舎です。」
平坦な地平にドーンとそびえ立つ近代的な建物が視界に飛び込んできます。周囲に走るのは幹線道路なのでしょうが、道沿いに点在するのは低層建築物のみ。その対比は違和感を感じさせるところがある。
「まあ、あんなもの建ててしまって・・・、茨城は農業県なのだから、せっせと野菜作って、東京に送っておけばよろし。」
なるほど。
現知事は何期目だかで、退職金は1年1億の計算だそう。このままでは退職時には10億を超す金額を取得するようで、運転手さんからすれば、そこんところが釈然としないのか、さも口惜しそうにいろいろと仰います。
「今時は、知事の退職金なんて返上すべき風潮にあると思うんですけどね。」
なるほど。