昭和史入門/保阪 正康

昭和史入門 (文春新書)
今回の出張中、移動の車中で読了す。昭和史のなので当然のことながら全編を通して、昭和天皇の動向が記述の中心になっている。著者の独断による時代区分が何やら煩わしかったり、昭和史としながらもその記述は戦前・戦後の一時期にかたよっていたりと、親書のボリュームでは食い足りない感が強し。それでも楽しめたのだけれど。