父親たちの星条旗

しんげき 1

今じゃレンタル始まってるけれど、連休でのなりゆきもあり、なんとか映画館でとこれまた新開地のCINEMA しんげき 1に行ってきましたよ。2番館とはいえ、やはり大きなスクリーンはよろしいな。昨今貴重ないわゆる名画座に足を踏み入れるなんて何年ぶりのことか、学生時代は2本立てがあたりまえだったもんなあ。
イーストウッド監督って、ずっとライトな側との印象があったから、ロードショー公開時にニュース番組でのブッシュ政権を厳しく批判する姿は意外でした。
今時の戦争映画ってすごいですね、始まって早々そのリアルな映像にまずげっそりと。まるでたちの悪いホラー映画ののりですな。また、CGを駆使しているのでしょうが、硫黄島を取り囲む米艦船の物量に圧倒されたりも。こうも彼我の差は歴然だったのか、と今更ながら。
とはいえ、戦費調達のため国債販促活動に利用される主人公らと硫黄島で死にゆく兵士らの有り様には泣かされてしまいます。良い映画やと思いますねえ。
個人的には、彼の写真の図柄からはエレクトリック・フラッグのレコード・ジャケットを連想してしまいますねん。
The Band Kept Playing