スパイズ・ライフ/ヘンリー・ポーター

スパイズ・ライフ〈上〉 (新潮文庫)
スパイズ・ライフ〈下〉 (新潮文庫)
本日読了。これってかなりストレートなタイトルですが、邦題というわけでなく原題そのままもってきてます。
帯の惹句がね、そうか読まねば、と思わせる。
上巻は、新時代のエスピオナージュ誕生! うーん、今風の内容ではあるけどネ、そうなのかな?
下巻では「寒い国から帰ってきたスパイ」を彷彿させる、いえいえ、個人的には彷彿させられませんでしたね。ル・カレの線じゃありません。
それでも、ページを繰りはじめると、すぐ引きこまれはしたけど。面白本であるのは間違いなく、著者の別作品の訳出が待たれるところ。