Jazz

奇妙な果実/ビリー・ホリデイ

その凄絶な生き様故に彼女の歌は成立するというか、同タイトルが冠された自伝の翻訳本とセットで醸し出される悲惨な印象に囚われすぎていた時期がありました。愚かなことよ。危うくビリーの本質を見誤るところだった。 思い立ったので、ちょい検索。あれまあ…

Max Leth Quartet

以前購入したPresenting Jazz Quintet60と一緒にFONTANAからリリースされてたデンマークのやつです。欧州勢のは一時よく聴いたんですが、凝りだすときりがないので、昨今は澤野工房なんかも含めて静観しとります。Niles Pedersenが参加してるんですね。

ショウボート/ケニー・ドーハム

ジェローム・カーンのミュージカル「ショウボート」ですね。 同じTime盤でも「ジャズ・コンテンポラリー」の方はCDで持っていますが、こちらは買いもらしてました。ずいぶん以前に発売されていた紙ジャケ盤が残ってたので買っとくことに。

ナイスン・テイスティ/ジョン・ライト

これも1,000円盤。正直、こんな人ほとんど知らないんですが、いやいやどうして結構いけますね。

ダブル・ドウズ・オブ・ソウル/ジェームス・クレイ

ホンカー調のものはちょい苦手なるも、先日購入し久方ぶりに耳にしたデヴィッド・ニューマンとのテナー・バトルがですね、今聞くと実に爽快で格好良く、この盤に対する印象が大きく変わってきました。以前のあたしは何を聞いていたんだ、と反省することしきり…

ベニー・グリーン・ウィズ・アート・ファーマー

ジャケット写真が見あたらなかったので、輸入盤のリンクを貼り付けました。これなんかもホント良いんですけどね、我が国ではベニー・グリーンの人気は今ひとつ。

セレナーデ・トゥ・ア・バス・シート/クラーク・テリー&ジョニー・グリフィン

ジャケットにはClark Terry Quintetとなっています。クラーク・テリーのリーダー作といえば地味な印象を持ってしまいますが、ジョニー・グリフィンはいつも通りバリバリに吹いていますし、リズム陣がウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー…

1000 JAZZ シリーズ

昨今、各レコード会社が競うように続々リリースされます廉価J版azzCD群。レコード時代であれば延涎ものだったはずのも見境なく店頭に並ぶわけですから、かつて中古レコード屋巡りに明け暮れた我が身の心境は少々複雑に。この大盤振る舞いはなに? http://www…

ザ・サウンド・オブ・ザ・ワイド・オープン・スペーセス/ジェームス・クレイ&デヴィッド・ニューマン

これも。内容はなんてことないんすけど、1,000円なので。

スピリッツヴィル/ジュリアン・プリースター

これも、ある時に購入しておかねば、後々後悔することに・・・、ってことで。

ジャズ・バイ・ジー!/マシュー・ジー

ある時に購入しておかねば、後々後悔することに・・・、ってことで。

チョイス/ズート・シムズ

マリガン・バンドのアウト・テイク集的なところもありますが、ズートの快演が楽しめて個人的には愛聴盤となっとります。

インタ・サムシン/ケニー・ドーハム&ジャッキー・マクリーン

何を今更ですねんけど、CDは持ってないもんですから。

ニューホーン・イン・タウン/リチャード・ウイリアムス

そうかこういうのもちゃんとCDになっとるのね。本日の収穫その1、少々得した気分に。

アウォード・ウィナー/スタン・ゲッツ

ウエスト・コーストのリズム隊を従え、全編ワン・ホーンでホットなプレイを聴かせてくれてます。ロジャース&ハートの歌曲を2曲とりあげていたりして何とも堪らんのですが、それにも増して歌心溢れる「タイム・アフター・タイム」は格別。ええなあ、スタン・…

Fontana Presenting Jazz Quintet 60

ちょい前LPで復刻されてましたデンマークJazzの幻盤。欧州のJazzにありがちなWest Coast風味はなく、バリバリのハード・バップ路線を貫いている。 HMVからのメールで輸入盤CDで復刻されることを知り、HMVに立ち寄る機会があれば是非とも購入せねばとしていた…

ゴーズ・トゥ・タウン/ズート・シムズ

ズートの場合、古くから渡仏時の録音が多く、名演もまた多数。本盤は1950年Vogueでの録音だそう。キャリア中最初期の演奏ですが、相も変わらずいい感じ。

アット・カウント・ベイシーズ/ジョー・ニューマン

歌伴やセッションものではちょくちょく耳にしておりましたが、スイング系や中間派にはほとんど入れ込んでませんし、ベイシー楽団のソリストとしての印象が強く、日頃からこのあたりのジャズメンに取り組むことは稀です。 しかして、よくよく考えてみればかの…

ピアノ・インター・プリテーションズ・バイ・バド・パウエル

12月末、amazonにオーダーした4枚中、上のをあわせた2枚がようやっと到着。同盤はつい最近全く同じ仕様、値段もそのままで再発売されている。 後の2枚はものが揃わぬのか、納期延長の知らせがあるのみ。キャンセルしても良いのだが、もう少し様子をみてみた…

Complete Free Wheeling Sessions/Ted Brown

Art Pepper & Ted Brownとなってたりするのはわからぬではないが、何やらもの悲しく感じられる。Free Wheelingは本来テッド・ブラウンのリーダー作、後年アート・ペッパー名義のThe Way It Wasで日の目をみる同日のセッションをプラスしてComplete Free Wheeli…

バーニーズ・チューン/ベルナール・ペイフェ

オスカー・ペティフォードとギターのトリオ演奏が好き。こういうのも見つけたのでやはりこうておかねばね。Jazz専門誌とは長くご無沙汰していて最近は不案内なのだけれど、この人の更に珍し目のも国内盤で復刻されているのだろうか?

スピーキン・マイ・ピース/ホレス・パーラン

レギュラー・トリオにタレンタイン兄弟が客演してもアーシーな雰囲気はそのままに、ホーンが加わることでブルー・ノート色がグッと増します。スタンリー・タレンタインのリーダー作でも共演していたりし、両者の取り合わせは至極マッチしているよう。Wadin'なん…

ザ・ジェリー・マリガン・クァルテット

なんてのも一緒に購入。なんかボブ・ブルックマイヤーが参加していると惹かれてしまいます。

トランペットの詩人トニー・フラッセラ

かつてLPレコードの復刻が流行った頃、ワルツ堂のMさんがアトランティックのカタログに載っているのを示し、 「mktkun君、トニー・フラッセラはこうといたほうがいいよ」と。 レコードに針を降ろして即、冒頭の「I'll BE SEEING YOU」にウットリ。以来、最愛…

ベルリン・コンサート/エリック・ドルフィー

ドルフィーのディスクは久方ぶり。この盤、わりかし好きです。本日購入分では唯一納得の一枚。

クリーヴランド・スタイル/ジミー・クリーヴランド

amazonで検索しても出てきませんね、これ。あれれ、Lone Hill JazzのやつだとEmArcy/Mercury関係はコンプリートに揃うのか、うーん失敗。 http://catfish-records.ocnk.net/product/2105

スタン・ミーツ・チェット

江東区でのお仕事終了後は横浜市内に移動、関内のディスク・ユニオンにて。 なんといってもゲッツとチェットですからね、期待してただけにその反動も大。両名のプレイはさっぱり冴えません。さらに輪をかけて、無名のリズムセクションの凡庸なありさまは相当…

カーティス・フラー・ウィズ・レッド・ガーランド

良いんだなこの盤。CD化されたのを知ったのは、店頭に出回らなくなってから。悔やむことしきり。その後、紙ジャケで復刻されることなく、しかたなしレコードからPCに取り込んでCDRに焼き、しのいでいたのだった。 今回、ビクターの1,000円盤のリストにあるの…

スウィンギング・モダンズ/ディック・ジョンソン

上の2枚は紙ジャケ。池袋のディスク・ユニオンで例の如く漁っていたのだが、ディック・ジョンソンのディスク(1990年代前半のブラケースに入ったCD)を発見してしまい、頭を抱え込むことに。 この人、リバーサイドの「モスト・ライクリー」以外にリーダー作…

ハーブ・ゲラー・プレイズ

こちらもウエスト・コーストの名手。 予定調和のアレンジ過多、アンサンブル過多なのは願い下げ。インプロヴィゼーションこそがジャズの本道となれば、西海岸は分が悪い。それでも、中にはしっくりくるのもござんす。この人なんかもそう。